私たちは2020年から、Jリーグの野心的な新参者であるFC今治と協力し、ビデオとデータを通じて彼らがパフォーマンスの優位性を見出すのを支援している。


大志を抱く地元サッカーチーム 

FC今治を訪れた人は誰もが、クラブと地元の人々とのつながり、ピッチ上での成功を通じて地域に誇りを感じてもらいたいというクラブの思いに驚かされるはずです。


元サッカー日本代表監督として有名な岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治は、2019年にJFLからの昇格を勝ち取り、現在はJ3でプレーしています。FC今治は、近い将来のJ1昇格はもちろん、サポーターを魅了するサッカー、新たなタレントの発掘・育成モデルの構築など、大きなビジョンを掲げるクラブです。


FC今治とベプロは2019シーズン開幕からパートナーシップを開始し、様々な取り組みを推進してきました。これは、最先端のパフォーマンス分析技術の助けを借りて、クラブの野望を実現しようという真の意欲を示している。


「現代サッカーにおけるパフォーマンスデータとビデオの重要性を信じています。我々がFC今治で達成しようとしているビジョンを理解し、そのために必要としている全てをプラットフォームとして提供してくれるBEPROと共に仕事をすることを決めました。」"
岡田武史



BEPROチーム内説明会に参加するFC今治トップチーム指導者の皆さん


サッカー・データと自動カメラでパフォーマンス向上 

コーチやアナリストの皆さんは、BEPROの分析技術を使用することで、効果的・効率的な仕事を実現できます。シーン毎に分類されるビデオを通して、選手レベルやチームレベルのパフォーマンスを測定し、改善するために必要な情報を手に入れることができます。BEPROが提供するツールは、試合が展開されている間はもちろん、試合終了のホイッスルが鳴った後いつでも、データやビデオで視覚的に試合全体あるいは特定のシーンを振り返ることに役立てられます。クラブの規模が比較的小さいため、人手がボトルネックとなりがちな分析作業(動画作成~解析~編集~共有など一連の作業)をBEPROに移管することで、問題の発見や解決策の検討といったより洞察的な分析作業に、コーチやアナリストの力点を移すことが可能になります。


BEPROで見るFC今治の選手ヒートマップ


BEPROはクラブの選手にも大きな影響を与えています。コーチやアナリストは、データに基づいた客観的なフィードバックを選手に提供し、オーダーメイドのPDFレポートを選手に渡すことができます。また、選手自身も自分のデバイスで、自分がプレーしたビデオやデータなどを場所や時間にとらわれず積極的に見直すことができます。


Beproカメラシステム@今治


Beproは、チームが分析用に撮影を行うホームゲームの撮影用のカメラシステムも提供しています。このカメラシステムは、ピッチの隅々まで180°をカバーできるパノラマビデオを撮影することが可能です。映像はAI(人工知能)の画像認識技術を用いて処理され、全選手の全アクションを自動ズームでフォローし、どんな場面も見逃すことはありません。



Beproの分析チームは、試合中のデータをリアルタイムで収集するためも可能で、ピッチ上で何が起こったかを客観的に把握することができます。ビデオはシーン毎に分類されるため、シュート・パスなどの選手のアクションを選択して特定のシーンを呼び出したり、気になるデータを見つけた際にすぐビデオを確認したりするなど、データとビデオを組み合わせて視覚的に試合場面を振り返ることもできます。


“私たちはまだ小さなクラブですが、相手に勝つための優位性を見つける方法を常に探しています。これまでGPS機器を含めてトラッキングデータを使ったことはありませんでしたが、Beproのトラッキングデータを使用することで、選手がチーム戦術をどれぐらい落とし込めているか、客観的に確認することができています。FC今治コーチ
シニアコーチ


ビデオと連動したトラッキングデータ


FC今治がJ2昇格を目指す中で、BEPROがクラブのコーチやアナリストと協働し、選手たちのパフォーマンスを向上、ピッチ上での勝利に貢献できることは、非常にやりがいのある仕事です。今シーズンの残り、また来シーズン以降に向け、FC今治が更に発展していくことを期待して止みません。

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BEPROでは、世界中のクラブに真の変化をもたらすパフォーマンスツールの開発に取り組んでいます。サッカーに対する真の理解、高度なテクノロジーを駆使した直観的なツールの開発能力、そしてチームがパフォーマンスを測定し、理解し、改善できるようにするための顧客中心のアプローチを常に心がけています。

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